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人生 活き活きと その四

秋深し 思い出話に 花が咲く
    (あきふかし おもでばなしに はながさく)    *gremz*  -砂漠化-
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「人生 活き活きと 3しょう3ない運動」
  その第三は「話しましょう」です。
認知症の予防の一つに「回想法」というのがあります。「回想法」はどの年代の人にも効果がありますが、特に高齢者によい効果があるといわれています。
その効果は、脳の活性化、意欲の向上、情緒の安定、表情が豊かになる、他人への関心がますなどがあります。さらに地域の歴史や文化を若い世代に語り継ぐという役割も有ります。

人生 活き活きと その四_a0133354_9284236.jpgよく高齢者の方は昔の自慢話や苦労談など同じ様な事を何回も話す方がいますが、そんな話をしている時の表情はとても楽しげです。
自分が楽しかったこと、心に残る大切な思い出を一緒に楽しんでもらえたら大満足です。和気あいあいとした雰囲気の中で話をするのはとても気持ちのいいものです。

「話しましょう」は昔話だけではありません。
話をするということは、「人との触れ合い」を表すと思ってください。人は案外弱いもので一人で暮らしていても人との交流を望みます。高齢者のよく言う言葉に「孫が来るとうるさくて、小遣いをせびられて困る」というのがあります、そのくせ少し来ないと「どうした、体の具合でも悪いのか。たまには遊びに来い。」などと心配します。

人生 活き活きと その四_a0133354_9572820.jpg人との触れ合いの第一歩は挨拶です、相手からの出方を待つばかりでなく積極的にまず挨拶をしましょう。
白粉花が咲いていました、別名を「夕化粧」というらしいですが朝からでも咲いています。
白粉花は白ばかりでなく、赤も黄色も有り、花言葉には「内気」とか「臆病」と共に「あなたを思う」というのも有ります。

思ったり、思われたり。人と人との触れ合いがあれば悲しみは半減、楽しさは倍増します。ちょっと勇気をもってまず挨拶をしましょう。そこに触れ合いが生まれます、人生に潤いが生じます。

さあ、まず挨拶をしましょう、話をしましょう。きっと花が咲きます。


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by simoyama-sekkei | 2010-08-21 10:50 | 福祉・介護  

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